「非観血的」に関しての基準値は特にありません。
今回、基準値はお休みです。
「ザックリ」説明
非観血的とは、
体に傷をつけないように行う治療や検査のこと
を意味します。
逆の意味の言葉として、「観血的」が存在します。
「非観血」や「非観血式」という言葉でも使用されますが、全て同じ意味合いです。
「シッカリ」説明
医療行為の中でも、出血する行為または、一連の手技の中に出血を伴う行為があるもののことを「観血的」と表現します。
これに対して、
出血を伴わない行為のこと
を、「非観血的」と言います。
例えば、血圧を測る方法について考えてみましょう。
普段よく目にする、マンシェットを腕に巻いて、締め付けることで血圧を測定するのは「非観血的」な血圧測定です。
これに対して、動脈に針を刺し、その部分の血圧を測定するのは「観血的」な血圧測定です。
言い換えるのであれば、体に傷を作るものが「観血的」、作らないものが「非観血的」と表現することもできます。
よく似た意味の言葉に「非侵襲的」というのがありますが、こちらは「傷を作らない」というニュアンスではなく、
「体の中に入れない」、「負担、傷害がない、もしくは限りなく少ない」
といった意味合いが強い言葉です。
まとめると
非観血的とは…
・体を物理的に傷つけず、出血を伴わない行為を指す
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
関連用語
・観血的