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プレッシャーガイドワイヤー

「プレッシャーガイドワイヤー」に関しての基準値は特にありません

今回、基準値はお休みです。

「プレッシャーガイドワイヤー」に関する基準値
   
   

「ザックリ」説明

 
ドクター先生

今回は「プレッシャーガイドワイヤー」について解説するよ。

 

 
ナース看護師

あまり聞き慣れない物品ですね。

どこで使用されているのでしょうか?

 

 
ドクター先生

心臓カテーテル検査で使用されるものだね!

特にFFRという検査で使われているよ。

 

 
ナース看護師

そうなんですね!

「プレッシャー」と名前に付くくらいですから、圧力を計測するものなんでしょうか?

 

 
ドクター先生

鋭いね!

そう、プレッシャーガイドワイヤーは

血管内の圧力を測るための医療機器

なんだ!

 
ドクター先生

じゃあ詳しい意味を見ていこうか!

「シッカリ」説明

冠状動脈の狭窄度を評価するときに、狭窄している箇所の前後で圧力を測定して、その圧力差で有意性(有意狭窄)を確認する検査を「FFR」と言います。

 

プレッシャガイドワイヤーはその「FFR」で血管内の圧力を観血的に測定するための計測機器です。

 

観血的とは出血を伴う、という意味です。

 

皮膚に穴を開けてワイヤーを血管内に挿入するため、心臓カテーテル検査は「観血的な検査」になります。

 

日本において、プレッシャーガイドワイヤーは「Boston Scientific」が発売している「COMETTMII」が高いシェアを誇っています。

 

このサイトでは発音に合わせて「ワイヤー」と表記してきましたが、「ワイヤ」が正解です。

 

まとめると

 
ナース看護師

つまり、プレッシャーガイドワイヤーは

・FFRを測定するために使用される

・血管内の圧力を直接測定する機器

ということですね!

 

 
ドクター先生

その通り!

これで「プレッシャーガイドワイヤー」がどんなものか理解できたね。

また分からないことがあったら遠慮なく聞いてね。

 

 
ナース看護師

分かりました!

ありがとうございます。