- 「冠状溝」に関する基準値
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冠状溝とは
冠状溝は
「心房と心室を分けるように存在する心臓表面の溝のこと」
を指しています。
溝が心臓を取り囲む「冠(かんむり)」のように一周していることから、「冠状溝」と呼ばれています。
冠状溝の解剖
冠状溝は心臓の外側に存在し、中央よりも少し上部に位置しています。
冠状溝には冠状動脈と冠状静脈が走っており、そのほかは脂肪で満たされています。
イラストでの右前面の冠状溝には右冠状動脈が心臓の裏側に向かって流れており、左前面の冠状溝は回旋枝(左冠状動脈の分枝)が右冠状動脈と同様に心臓の裏側に向かって流れています。
心臓の内部では、冠状溝を境にして「心房」と「心室」が存在しています。
余談になりますが、心室の左右を分けている溝のことを「室間溝」と言い、心臓の前面から後面に向かって存在しています。
まとめると
冠状溝は…
・心房と心室を分けるように存在する心臓表面の溝のこと
・冠状溝には右冠状動脈と回旋枝が、それぞれ心臓の裏側に向かって流れる
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